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新入生講演会を実施しました

2013.04.05


4月3日(水)に新入生を対象とした講演会を開催しました。 

この講演会は、将来への夢と希望を持ってロースクールへ入学した新入生の皆さんに、法曹になるということはどういうことなのか、自分は何のために法曹を目指すのか、についてしっかり自覚してもらおうと開催しました。

今回は、全国B型肝炎訴訟原告団長の谷口三枝子さんと弁護団員である川崎拓也弁護士をお迎えし、「法曹に求められているものは何か ~B型肝炎訴訟が問いかけるもの~ 」というテーマでご講演いただきました。

当日は新入生のほか、在学生、修了生、ロースクール教職員も多数参加し、貴重なお話を拝聴しました。

 

 講演会では、まず谷口さんからご自身の経験をお話いただきました。B型肝炎を発症し、これまでご自身やご家族がどれほど苦しんでこられたか、そしてどのような経緯で原告団に参加するようになったのか、裁判を通してどのような経験をしてこられたのか等について語っていただきました。一連の裁判を通して、一刻も早い解決を求める被害者達の気持ちを察し、国に対して強い姿勢で早急な対応を求めてくれた裁判長のお話や、雨の日も風の日も常に一緒に戦ってくれた弁護団のお話を通して、法曹として世に出ようとしている新入生に向けて、法曹のあるべき姿、目指すべき姿を伝えていただきました。

引き続き、弁護団員である川崎弁護士から、ご自身がB型肝炎訴訟全国弁護団に参加することになった経緯や、当初は戸惑いの中活動していたものの、原告団の想いやがんばりに触れていくにつれて、この人たちの力になりたいと思い活動できるようになったという自身の気持ちの変遷など、実際に原告団の方々との活動を通して感じたことをお話いただきました。そして、これまでの弁護士活動を通して、今、自分がロースクール新入生達に伝えたいメッセージをお話いただきました。

新入生にとって、原告の切実な想いや弁護士の想いをこれほど間近で聞いたのはおそらく初めての経験だったに違いありませんが、皆真剣な眼差しでお二人のお話に聞き入っていました。そして、ロースクールに入学した今だからこそ、これから始まる勉強に向けての決意を新たにしたことでしょう。

川崎 拓也弁護士 ご講演風景

川崎 拓也弁護士 ご講演風景

学生に想いを語る谷口 三枝子さん

学生に想いを語る谷口 三枝子さん